Amazonのスマートスピーカー、Echo端末の音声サービスAlexaを使って、Macを操作する方法をまとめました。

準備

Alexaから直接Macを操作する方法は今のところありません。

そこで、回りくどい方法ではありますが、以下のサービスを経由してAlexaとMacを繋いでみます。

Alexa→(IFTTT)→Dropbox→(macOS IFTTT Control)→Mac

IFTTTを使って、AlexaとDropboxを繋ぎ、macOS IFTTT Controlを使って、DropboxとMacを繋ぎます。

IFTTT

https://ifttt.com/
色々なWEBサービスを繋いでくれる便利なツールです。
利用にはアカウントが必要です。今回はアカウント登録方法は割愛しますので、ご準備の上で読み進めてください。

Dropbox

https://www.dropbox.com/
おなじみのオンラインストレージです。こちらも登録方法は割愛します。
IFTTTから直接Macに繋ぐ事もできないので、Dropboxを経由します。

macOS IFTTT Control

こちらは、MacOSで動作するアプリケーションです。インストール方法は後述いたします。

手順

順番としては、後ろから辿るような形で、Dropbox→Macの部分の作業から行うとわかりやすいです。

1. Dropbox→Mac

IFTTからDropboxを経由してMacを繋ぐツールはいくつかあるようですが、今回は「macOS IFTTT Control」というアプリケーションを使います。

↑インストール方法はこちらをご覧ください。

2. Alexa→Dropbox

次にIFTTT側の設定をします。AlexaからDropbox上のファイルに、Macへの指令を書き込めるようにします。

↑設定方法はこちらをご覧ください。

これで設定完了です。

3. Alexaから操作してみる

1、2ができたら、実際にAlexaに呼びかけてみましょう。

例えば、2で設定したトリガーのフレーズが「Macのボリュームを上げて」だった場合は、Alexaに、

「アレクサ、トリガー、マックのボリュームを上げて」

と呼びかけます。

4. 定型アクションを活用する

上記のように、「アレクサ、トリガー」と言ってから、フレーズを言わなくてはなりません。

ここで「マイ定型アクション」を使うと、もっとシンプルな呼びかけにする事ができます。

例えば、「アレクサ、マックのボリュームを上げて」と呼びかければ、IFTTTの「マックのボリュームを上げて」のトリガーを発動させる事が可能です。